ヤマヒサだからできるペットと幸せに暮らす家
ペットと暮らす3つのポイント
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1.ペットと暮らしやすいプラン
常に家族の気配が感じられる開放的なリビング。
部屋から直接外に出らるデッキや中庭、思いっきり遊べる屋上など居心地のいい場所をつくってあげると、家族とペットたちとのいい関係も一緒につくれます。
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2.ペットが過ごしやすい工夫
好きなときに、好きな場所で、好きなようにふるまえる。部屋の行き来が自由な専用ドアや滑りにくい床などペットの行動を制限しない家はペットものびのび。ストレスをやわらげ、暮らしやすくするための工夫です。
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3.ペットの世話がしやすい工夫
散歩から帰ってきて直接、洗面・浴室へ入れる間取りやペットのシャンプーが楽にできるシャワーコーナー。ペットの臭いを除去し、汚れにくくお掃除しやすい床材や壁材などペットのお世話を快適にするための提案です。
部屋別・プラン別のご提案
1.ペットと暮らしやすいプラン
- 中庭
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お散歩だけでは運動量が不足する中・大型犬には中庭へ自由に出入りできるようにすることで、運動不足とストレスを解消。道路から離れているので通行人の姿をみとめて吠えたてることが少なくなり、近隣への迷惑も回避できます。また、中庭がリビングなどの大きな窓に面していると絶えずお互いの姿が見え、安心。犬が苦手な来訪者にも犬を中庭に出すことで不安を与えずにすみ、犬にも寂しい思いをさせずにすみます。そして、道路への飛び出しを防止するゲートを設け、リビングから中庭、玄関へと動線をつくることで毎日のお散歩が快適になります。
- 土間
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ペットの足が滑りにくく、汚れが目立ちにくく、掃除がしやすい。夏はひんやりと気持ちよく、冬は床暖房で暖かいタイルの床が増えています。LDKすべてをタイル張りにするもよし、リビングからテラスや中庭へ続く一部をタイル張りにするのも、汚れや傷、お掃除を考える上で大切です。玄関から中庭のペットスペースまでタイル張りにしておくと、お散歩から泥んこで帰ってきても、そのまま土間を通って中庭まで入れます。玄関や庭から土足のまま入れる、古くから日本の住まいにある土間感覚で暮らせます。
- 屋上
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住宅が密集する都市部でも、ペットが元気に走り回れる場所を用意したい。そんな時は屋上スペースを活用します。滑りにくい木製デッキにしたり、ペットの体を洗うシャワーやトイレを設置すると、中庭感覚で利用できます。太陽の光とさわやかな風を体いっぱいに感じながら、人もペットも元気に過ごせます。
- バルコニー
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住宅が密集する都市部にあって、自然の光や風を満喫するためにも、天気の良い日は窓を解放してあげたいものです。ガラスの折戸を開け放つと部屋と一体となるバルコニーなどは、外からの視線を遮りながら開放感溢れるスペースづくりを。メンテナンス性に優れたタイルや木製デッキやなど、滑りにくい素材を選び、継ぎ目などに汚れが詰まったり、浸透しない工夫が必要です。また、真夏の強い日差しを遮り、雨の日も遊べるように屋根があると、外に出たい時にいつでも出られます。
2.ペットが過ごしやすい工夫
- ペットスペース
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居室の一角にゲート付きのペット専用のスペースを設けることで、ペットに邪魔されたくない時や、ペットが苦手な方の訪問時に便利です。すぐそばに家族がいるのでペットが寂しい思いをすることもありません。そして、ペットがひとりになりたい時などの隠れ家にもなります。また、留守番が長いペットのためには広めの専用スペースがあると、留守中に室内でいたずらするのを防げます。階段下や床下、棚の下などのデッドスペースをうまく活用することで、居住スペースを犠牲にすることなく、ペット専用の居場所を用意してあげられます。掃除しやすく、消臭効果のある建材を使用し、人が入れる出入口を設けるとメンテナンスがしやすく清潔です。
- 階段
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- ペットが元気に駆け上がる階段はできるだけ緩やかな勾配とし、足腰への負担を軽くします。また、滑り止めやゲート、踊り場は転落の予防と万が一の際の怪我の軽減につながります。小型犬には段差の大きい階段での日々の昇り降りで、少しずつ足腰に負担がかかり、骨や関節を痛めるケースが多く、また、高齢期(7歳~)を迎えると足腰が弱り、バランス感覚も落ちるので注意が必要です。ペットスペースやトイレなどペットの生活場所は家づくりの段階で将来のことを十分考える必要があります。
- ペットドア
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- ペットが家の中を自由に行き来できるようにペット専用の小さなドアが付いた建具。このドアがあれば冷暖房のロスを気にしながら寝室やリビングのドアをペットのために開けておく必要がなく、お互いにストレスが溜まりません。
- キャットツリー/キャットウォーク
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ネコはとかく高い所が大好き。でも、人が使う階段で昼寝をされては家族が通るのに足元の邪魔になりちょっとキケン。そこでリビングの一角に、ネコが階段のように昇り降りでき、遊び場にもなるキャットツリーを用意してあげると、ゆっくりと昼寝ができます。また、天井付近に板をしつらえたり、吹き抜けに梁状のキャットウォークがあると、テリトリーが立体的に広がり、自由に歩き回れるので、運動不足やストレスの解消になります。2階の廊下や腰壁にネコのための抜け穴を設けることで2階への出入りも思いのままです。キャットウォークの上面は滑りにくい素材を使用すると安心です。
- 吹き抜け天窓
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- 吹き抜けに開閉可能な天窓を設けることで、1階から2階への風の流れをよくし、自然の光と風をたっぷりと採り入れることができます。また、吹き抜けがあると、常に家族の存在が感じられて安心です。ペットが高齢期(7歳~)を迎えると温度の変化や高い湿度が負担になります。吹き抜けや窓の位置などのプラン、Low-E(遮熱・断熱)ペアガラスなど高気密・高断熱の住宅仕様、植栽による光と風のコントロール、隣家の位置関係などを充分に考え、夏涼しく冬暖かい快適な住まいづくりが大切です。ペットにとって快適な住まいは人にとっても快適な住まいとなります。
3.ペットの世話がしやすい工夫
- シャワースペース
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お散歩などから帰った際、デッキを通ってそのまま洗面・浴室へ入れる動線をつくることで、泥んこになって帰ってきてもすぐに洗えます。また、ウッドデッキにシャワーコーナーを設けると、シャワー中の犬の身震いによる水しぶきも屋外なら安心です。小型犬や猫には、腰を屈めずともシャンプーできる「ペット対応洗面化粧台」が便利で、シンクに専用のマットが敷いてあり、ペットの足が滑りにくくなっています。また、深く大きな排水カゴの装備で、シャワーの抜け毛もしっかりとキャッチ。お手入れも簡単です。
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- 内装材
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- フローリングなどの滑りやすい床は、滑って転んだことがきっかけで椎間板ヘルニアを引き起こしたり、腰や関節を痛める場合があるので注意が必要です。バランス感覚が落ちる高齢期(7歳~)では足元が滑ると立つことができなくなり生活が制限されてしまいます。滑りにくい床となるとループ状ではなく、爪がひっかからない毛足の短い絨毯が最適ですが、掃除の手間を考えると滑りにくいフローリングや汚れが目立ちにくく掃除がしやすいタイル張りがおすすめです。
施工事例
風が流れ、光が舞う、
高齢犬にとって快適な住まいは、人にとっても心地よい住まい。
「これから年老いていく犬にとって快適で安全な家は、私たち人間にとっても暮らし良い住まいのはずですよね」。
ヤマヒサで“人と犬の共生住宅”を新築されたN様。
高齢犬は温度の変化や高い湿度が負担になるので、自然の光と風をたっぷりと採り入れた間取りに。リビングは東・南・西のそれぞれに掃き出し窓を設け、庭からの風が吹き抜けと2階ホールへと流れる快適な空間となっています。また、吹き抜けには開閉可能な天窓がついており、風を流すと同時に明るい陽の光をリビングへ届けます。そして、リビングの一角にある開閉式フェンスの付いたワンちゃん専用のスペース。テリトリー意識を刺激しないよう、玄関が見えない位置に設け、来客時はここで一旦待機して玄関からの飛び出しを防止します。その他、滑りにくい床や階段、各部屋のワンちゃん専用のドア、運動不足解消のためのスペースなど、人と犬が快適に暮らせるよう様々な工夫がなされています。
新しい家族も増え、愛犬との新しい生活の始まり。「それぞれの犬の様子を見ながら、より快適になるよう、どんどん工夫を重ねていきたいです」。これからも進化し続けるペット共生住宅です。
吹き抜けを設けることで、2階のホールへの風の流れが生まれ、真夏の熱中症対策として有効です。また吹き抜けと2階ホールを通して常に家族の存在を感じる事ができます。
リビングの一角にはドッグフェンス付きのワンちゃん専用のスペース。ゆっくりと落ち着ける場所であり、来客時にはここで一旦待たせて玄関からの飛び出しを防止します。
大型犬にはしっかりとした運動量が必要なので、敷地をフェンスで囲みワンちゃんの道を用意。リビングから外に出て、ガレージからウッドデッキやシャワーのある勝手口周辺まで自由に走り回れます。
随所にリードフックが設置され、鍵の開け閉めや荷物の出し入れの際、手をフリーにできます。そして帰宅時には勝手口前にあるシャワー付きの足洗い場でワンちゃんの汚れを落とした後、すぐに拭きとれるようにしてあります。ワンちゃんにとってお散歩は大好きなお楽しみのひとつ。エ夫次第でますます楽しい時間となります。
ペットのお悩みQ&A
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- 家中走り回るから、ケガをしないか心配
- 床のすべりはペットにも悪影響を与えます。
小型犬のひざにかかる負担や、大型犬の股関節にかかる負担を軽くするためにも、すべりにくい床を選択することが大切です。
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- 普段はいい子なのに、突然吼えだして
しまうことも・・・
ご近所迷惑になっていないか心配 - 今ある窓の内側に内窓をプラスして防音対策をしましょう。
外から入ってくる音に反応して吠えてしまう子のムダ吠え対策にも。
また、内窓には防音だけじゃなく断熱効果もあるので、夏の暑さや冬の寒さも軽減することが可能です。
- 普段はいい子なのに、突然吼えだして
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- 定期的にシャンプーをしているものの、
お客さんが来たときは、におっていないか
ちょっと気になる - 機能性壁タイルは、気になるにおいの原因を吸着しお部屋の空気をさわやかに保ちます。さらに調湿機能でいや~なジメジメも緩和。
デザインも豊富でお部屋の雰囲気作りにも。
- 定期的にシャンプーをしているものの、
人もペットも暮らしやすい家づくりをご提案します。
いかにペットのためでも、住む人に負担がかかるようではいいお家とはいえません。
ペットにとって過ごしやすく、なおかつ住む人にやさしい、快適な住環境づくりをお手伝いいたします。